MOIERG(モアエルグ)のリュックキャリーが痒い所に手が届くめちゃめちゃおススメなスーツケースなので紹介したいと思います。
2017年に購入してから約3年間、国内外問わず二泊三日~1カ月の旅行に持って行った実体験をもとにレビューを書きました。
まとめると、値段・キャスター(車輪)・重量・強度どれをとっても満足のいくコスパのいいリュックキャリーでかなりおススメです。
リュックキャリーを探している人だけでなく、機内持ち込みができるスーツケースを探している人にもおすすめです。
MOIERGリュックキャリー機内持ち込み 軽量38L 81-71023の概要
まずMOIERGのリュックキャリーとはどのような製品か簡単に概要を紹介します。
一言でまとめると、「機内持ち込み可能なサイズで、バックパックとしてもスーツケースとしても使えるリュックキャリー」です。
販売サイトに載っている基本的な情報なので、もうすでに知っているよ~という方は飛ばしてください。
基本スペック
リュックキャリーの基本スペックは次の通りです。
メイン素材: ポリエステル
引用先: https://amzn.to/2PtgBNU
表地: ポリエステル
留め具の種類: ファスナー
機内持ち込み可
サイズ 50cm×ヨコ36cm×マチ24cm
重量:約2.2KG
容量: 38L
カラー:8色
サイズは機内持ち込み可とあり、 高さ50cm×ヨコ36cm×マチ24cm。
素材はソフトキャリーなので重量は2.2kgと軽量です。
カラーは グレー、ネイビーの1色のタイプと、ブラウンやレッドなどバイカラーになっているタイプの合計8色展開です。
Amazon/楽天/Yahooで価格比較
金額はどこのオンラインショッピングを使っても1万円以下です。
楽天、Yahooショッピングは通常9900円ですが、買い回りなどのポイント還元セールと組み合わせるとかなりお得になります。
Amazonはカラーによって金額が異なり、ものによっては9980円と楽天・Yahooよりも高いです。
ただ、Amazonの場合は15%オフのショップクーポンを配布していることがあるので、それを利用すると8500円ほどで購入できます。
私はグレーをAmazonで購入しましたが、クーポン利用で8800円でした。
MOIERGリュックキャリーのおすすめポイント
2017年に購入してから約3年間利用してみて感じたMOIERGのおすすめポイントをまとめました。
スーツケース・バックパックの購入って結構大きな買い物なので、実際に使っている人のレビューを見て少しでもいい買い物にしたいですよね。
シーンで使い分け リュックキャリー
MOIERGの一番の特徴はバックパックとしてもスーツケースとしても利用できるリュックキャリーであることです。
私はヨーロッパ周遊旅行の時のカバンを探していた時にこのリュックキャリーと出会いました。
ヨーロッパは石畳でキャリーが使いにくいという意見が多く、それまで使っていたキャリーケースではなくバックパックを検討していました。
ただ、私自身あまり体力がなく、小柄なので1か月分の荷物をバックパックで運ぶことに不安がありました。
キャリーケースにするかバックパックにするか悩んでいたところ、発見したのがこのMOIERGのリュックキャリーでした。
私の場合、普段はキャリーケースとして使い、段差の多いところや雨の時はバックパックとして利用しています。
石畳が多いといわれるヨーロッパですが、1カ月のヨーロッパ周遊でバックパックを利用したのは、階段や坂道が多かったドゥブロブニク滞在中だけでした。
空港や電車ではキャリーとして使用し、舗装されていない道や段差の多いところではバックパックとして使えます。
基本的にはソフトキャリーとして使用できるのに、いざというときにバックパックとして使えるのは本当に心強いです。

サイズが機内持ち込み可 (LCCでも大丈夫)
スーツケースを購入する時にLCCでも機内持ち込みできるのかが大事ですよね。
このリュックキャリー、サイズが タテ50cm×ヨコ36cm×マチ24cm です。
タテ・ヨコはすべてのLCCの規定内のサイズですが、マチがエアアジア・ジェットスターでは最大23センチなので1センチオーバーしています。
たった1センチ、されど1センチ。
私も購入する時にこの1センチが気がかりで躊躇していましたが、実際に現物をはかってみるとマチは23センチ以内でした。

ハードケースとは違ってソフトキャリーはパッキングによってマチが変動します。
底の変形できない部分のマチが23センチ以内なので、パンパンに詰めなければ、ジェットスターなどのLCCにも持ち込み可能だと思います。
余談ですが、ほとんどのLCCで重量チェックをされることはありますが、サイズチェックはめったにされませんよね。
サイズチェックをされたとしてもゲージに入るかどうかを確認されるだけなので、ぎゅっと押し込めば多少パンパンにパッキングしていても入るはずです。
容量が38L 1カ月ヨーロッパ周遊も可能
このリュックキャリーは容量が38Lなのですが、想像以上に入ります。
試しに私がいつも海外旅行に持っていく荷物をパッキングしてみました。ちなみに荷物は1週間ほどのヨーロッパ旅行を意識しています。
私の場合、基本的に5泊以上になるときは途中で手洗いかコインランドリーで洗濯しているので、1カ月の旅行も1週間の旅行も荷物は同じです。
ヨーロッパ1カ月周遊したときも、これくらいの荷物量でMOIERGのリュックキャリーだけで行っています。
※おそらく私は女性の中でもかなり荷物が少ない方だと思います。
荷物リスト(1週間ほどのヨーロッパ旅行を想定) トップス(薄手のニット)x4日分 ボトムス(ロングスカートやジーンズなど)x4日分 下着x4日分 パジャマ フェイスタオルx2枚 メイク道具 洗顔用具 海外対応コテ

これらの荷物をパッキングしてみるとこんな感じになります。
さすがに1週間分の旅行の荷物を入れるとパンパンになります。
ソフトキャリーだと荷物の量によってマチが膨れるので、これだとLCCの機内持ち込みは厳しいかもしれないです。

ちなみにすべての荷物を入れてもまだ8センチほど上に空間がありました。
ソフトキャリーってパンパンにパッキングした後でも、キャリーを縦に置いてみると意外にスペースが空いていることに気付きます。
荷物の量が多い人なら二泊三日~三泊四日、少ない人なら1カ月の旅行に持って行けると思います。


行きの段階でこんなに荷物がパンパンなら帰りにお土産が全然入らないよ…
そう思った方はぜひ折り畳み式のボストンバッグをスーツケースに忍ばせておいてください。
私が愛用しているのはこちら。


畳んだ状態だと20センチもない小さな袋ですが、広げるとスーツケース顔負けの大きさになります。
いつも往路はスーツケースだけで身軽な状態にし、帰りはスーツケースを預けて折り畳みボストンバッグを機内に持ち込んでいます。
これだけ大きいとお土産たくさん買っても安心です。
デザインが色々ありますが、1000円~1500円ほどで買えるので一つ持っていると心強いです。
購入する時はスーツケースのハンドルを入れて固定できるようになっているキャリーオンタイプがおすすめです。
キャスターが 7センチ 安定感抜群
スーツケース選びで私がいつも気になるのがキャスターの強度です。
私の経験上、スーツケースが壊れるときは大体キャスターのうち1つタイヤが取れたり割れてしまって使えなくなります。
なので、キャスターの強度は長くスーツケースを使うためには必ずチェックが必要な項目です。

MOIERGのキャスター部分がこちら。
キャスターは2輪で直径およそ7センチと大きめです。
購入してから三年間で、ヨーロッパ周遊1カ月やロシア旅行、東南アジア、台湾、韓国、国内旅行など使ってきましたが、今のところ問題なく使えています。
静音キャスターを採用しているとのことで、コロコロ引きずっていても特に音は気になりません。
しかもありがたいことにこのMOIERG、Amazonで購入後レビューを書くと無料で三年間の保証が付いてきます。
Amazonで購入される方はぜひレビューを書いて無料保証をゲットしましょう。
重量が2.2kg
ハードのスーツケースだと重量が3kgオーバーのものが大半であり、機内持ち込みで重量が原因で追加費用が掛かるケースが多くあります。
その点、このMOIERGのリュックキャリーはソフト素材なので2.2kgとかなり軽量です。
私の場合、往路はいつも衣服類中心で5kg前後なので余裕でLCCでも機内持ち込みできます。
復路は酒類や食器などの重たいお土産を購入するので機内持ち込みせずに預け荷物にしますが、パンパンに荷物を入れても10kg前後です。
意外とスーツケースをもって階段の上り下りをしたり、ちょっとした段差で持ち上げることが多いので、スーツケースはできるだけ軽い方がいいです。
収納ポケットが豊富
MOIERGのリュックキャリーには外に2つ大きなポケットと側面にペットボトルが入れられる収納スペースがあります。
これがかなり重宝しています。
ハードケースだと一度スーツケースを閉じてしまうと荷物の出し入れができませんが、ソフトキャリーだと外にポケットがついているので移動中でも荷物を取り出せます。
私はいつもウェットティッシュやビニール袋などこまごまとしたものを外ポケットに入れています。


側面のポケットはペットボトルを入れてもいいですし、折り畳み傘も入れることができます。
ペットボトルだと手荷物で運ぶと重たいのでキャリーに着けられるのはすごくありがたいです。
ホイールカバーが便利
MOIERGにはホールカバーと言って、キャリー部分のカバーがついています。
バックパックとして背負った時にタイヤについている泥などが服につかないように設計されたものです。

タイヤの近くにホイールカバーがあり、使わない時はチャックの中に収納可能です。
リュックとして使う時だけでなく、家で保管する時にもめちゃめちゃ便利です。
スーツケースって地面を転がしているので当然タイヤは汚れています。そのまま自分の部屋に持ってはいるのは抵抗がありますよね。
ホイールケースがついていると、家に持ってはいるときにタイヤを拭く必要がないのでずぼらな私は助かっています。
側面にもハンドル付き

スーツケースを横向きに置くときや階段を降りるときなど、意外にあると便利なのがこの側面のハンドルです。
上にしかハンドルがついていないと、持ち運ぶときに横向きにできないので高く持ち上げなければいけません。気付きにくいのですが、あると非常に便利です。
しかもMOIERGのハンドルは側面も上面も手が入れやすいように少し浮いた状態で付けられているので、めちゃめちゃ使いやすいです。
この取っ手のスペースが少ししかないと、手の大きな男性はかなり使いにくいです。

キャリーオンが可能
1万円以下のスーツケースにはなかなか無い機能なのですが、MOIERGのリュックキャリーはキャリーオンとしても使えます。
背面にチャックがついているので、そこに他のスーツケースのハンドルを通せば二つセットで運ぶことができます。
大きいスーツケースと2つ持っていくときに片手で運べるので便利です。

MOIERGリュックキャリーのいまいちなところ
3年間使ってみて、不満に思っていることも勿論あります。
使っていて不便だなと感じていることも紹介いたします。
キャスターが2輪
キャスターが2輪なのでどうしても4輪と比べて使い勝手は悪いです。
空港内などの移動では特に気になりませんが、混雑しているところをコロコロで移動する時はやはり4輪の方が使いやすいなと感じます。
4輪だと体の横に着けて移動できますが、2輪だとどうしても後ろにおいて引っ張ることしかできません。
人混みだと後ろで引っ張るスタイルだとスペースを取ってしまうので、体の横において平行移動できる4輪タイプに惹かれます。
ただ、4輪になってしまうとどうしても重量が重くなるのでどちらもメリット・デメリットはあります。
パッキングにコツが必要
リュックキャリーは軽量な代わりに、重心を取りづらいです。
パッキングの時に重いものをタイヤ側に置けば問題ありませんが、重いものを上の方に置くとバランスが取れず自立できない可能性があります。
パッキングのコツをつかめば気になりませんが、ハードキャリーと比べて倒れやすいです。

また、内側が1気室になっており、2気室と比べると整理整頓がしづらいです。
適当にものを入れていくと中がぐちゃぐちゃになってしまうので、パッキング用のトラベルポーチがあると便利です。
バックパックとしての機能はいまいち
私は基本キャリーケースとして使っているのであまり不満はありませんが、バックパックと比較すると機能はいまいちです。
バックパックと比べるとリュックキャリーは重たいですし肩のベルト部分も弱いです。
最近改良版で取り外し可能なチェストベルトが追加されたようで、バックパックとしての機能性が少し上がりました。
ただ、どうしても背負うことメインで考えていると、バックパックよりも機能性は落ちます。

まとめ:機内持ち込み可のスーツケースならMOIERGがおすすめ
勿論使っていて不満はありますが、それを踏まえてもやっぱりMOIERGのリュックキャリーはコスパ最強だと思います。
1万円以下でLCCに機内持ち込みできて、タイヤがしっかりしていて、軽くて、丈夫で、リュックとしてもキャリーとしても使えて、収納ポケットがたくさんついていて使い勝手のいいリュックキャリーはなかなかないと思います。
機内持ち込みできるキャリーケースを探していて、ヨーロッパの石畳や途上国の舗装されていない道を通る可能性がある人には特におすすめです。
バックパックとしても使えるのは本当に心強いです。
Profile
Instagramでは主に骨格ウェーブ向けに情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら