海外インターンシップについて調べるとき、数多くの斡旋企業が出てきます。検索上位を見ていると、海外インターンは斡旋を通さないと採用されないのかなと思われる方も多いかもしれませんが、斡旋企業を通さずに海外インターン先を探す方法はあります。詳しくはこちらの記事を見てください。
この記事では海外インターンを探すときに斡旋企業を通すことで生じるメリット・デメリットについて考えたいと思います。
斡旋企業を使うメリット
時間短縮につながる
色々なサイトを見て回らなくていいので楽です。まとめて載せてくれているので探す手間が省けますし、便利な検索機能を付けてくれているサイトもあります。
また、自分でインターン希望先と直接連絡を取らなくても代わりに斡旋企業が連絡をとって面接まで事を運んでくれるのでとても楽だと思います。
安心感がある
私は斡旋企業を利用していないので何とも言えないのですが、もし何かトラブルがあったときに頼れそうだなと思います。代理店を通しているので何か困ったことがあったときに連絡できるところがあるのはいいと思います。
また、載っている企業も本当に出来立てのベンチャーというよりはしっかりしていそうな会社が多いイメージです。企業側はお金を払ってそのサイトに載せていると思うので、怪しい企業や人件費を削りたいブラックな企業は載っていないのかなと予想されます。
私はインターン選びの際に、各企業のサイトのクオリティなどでその企業の大きさや発展度合いを読みました。
条件のいい案件が載っている
有給のところ、交通費支給のところ、英語を必ず使うところ、寮がついているところなど良い条件の案件がたくさん載っています。
こういった好条件がすべてそろっているところは個人で探した場合なかなかみつかりません。ただ、好条件の企業は参加期間や英語力などの制約が厳しかったりするので、全員が必ずしも条件のいいインターンに参加できるわけではありません。
斡旋企業を使うデメリット
斡旋料がとにかく高い
斡旋料を安いと思うか高いと思うかは人それぞれだと思いますが、私は高すぎて手が出ませんでした。半年間の海外インターンについて調べているとき、だいたいの相場が7万円~20万円ほどなのかなと思いました。
インターン先を紹介されるだけでその料金を払うのは私にはできませんでした。
ただ、斡旋企業とひとくくりに言っても、面接まで取り付けるだけのところから渡航後も手厚いサポートをしてくれるところまで多種多様にあります。
金額に見合った価値を提供してくれると思えるなら、斡旋企業を通すのもひとつの選択肢だと思います。
斡旋を通した人とそうでない人とで扱いが違うことがある
これは私が実際に面接した企業から聞いた話なのですが、斡旋を通さずに入る人は就労期間が6か月間なのに対して、斡旋を通して入る人は3か月間に制限されるといわれました。
企業は斡旋企業に掲載料としていくらか払っていると思います。広告料のシステムが分からないので何とも言えないのですが、インターン生を採用するたびに期間に応じていくらか斡旋企業に支払っているのかもしれません。
選択肢が少ない
世界にはたくさんの企業があり、斡旋サイトに載っている企業はそのうちのほんの一部分にしかすぎません。掲載されていない企業は山ほどあるということを頭の片隅に置いといてください。
いかがでしょうか。私が思う斡旋企業のメリットデメリットを書いてみました。人によって価値観はそれぞれだと思うので、ご自身に合った選択をしてください。
Profile
大学時代に1年間休学して経験したセブでの長期インターンや海外旅行の話がメインです。
生まれも育ちも京都ですが、「ぶぶづけいかがどすか」はさすがに言わないです。Twitterで京都人ネタがバズるたびに何ともいえない気持ちになります。詳しいプロフィールはこちら