留学を考えたとき、留学から帰国後にどれだけ英語力が伸びているのかが気になりますよね。

実際留学したらどれくらい英語力は伸びるの?
TOEICのスコアはあがる?
私の場合半年間で数値としてはTOEICのスコアが200点アップしました。
実際にセブ留学を半年間どのように過ごして、どのような成果を得ることができたのかスピーキング・リスニング・リーディング・ライティングそれぞれのスキル別に紹介します。
セブ留学前の英語力と留学中の過ごし方
セブ留学の成果の前に、まずはセブ留学に行く前の私の英語力レベルと、実際にセブ留学でどのような生活をしていたのか紹介します。
留学出発前の英語力はどれくらい?
私の出発前の英語力は中級レベルだったと思います。
英語自体に苦手意識はありましたが、国立大学の受験を経験していたため基本的な文法・単語は身についていました。
しかし、スピーキングは一切できず、英語で話しかけられるとへらへら笑うことしかできませんでした。
外国人に道を聞かれたら”go straight and turn left at the second corer.”程度の中学校の教科書で習った定型文は言えますが、会話を続けることはできないレベルでした。
出発直前に受けたTOEICのスコアは650点であり、大学生の平均スコアより少し高いくらいでした。

読み書きはそこそこできるけど話すのは全然できないという日本人は多いよね
英語が得意とは言えませんが、何も会話できないし何言っているのかもわからないほどの超初心者ではありませんでした。
留学中の生活はどんな感じ? 一日の勉強時間は?
私のセブ留学は少し特殊でして、語学学校のインターンと並行してセブ留学をしていました。
具体的に言うと1日の半分を授業、残り半分を語学学校のインターン生として働いていました。
そのためレッスンを受けていたのは普通の生徒さんの半分の時間になります。※レッスン内容は普通の留学生と変わりません。
インターン中は一緒に働く人はフィリピン人、台湾人、日本人スタッフだったので英語を使う機会が多かったです。
平日の一日のスケジュールは大体下記のような感じでした。
時刻 | 活動 |
7:15 | 起床・朝食 |
8:00 | レッスン受講 (50分レッスン×4コマ) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | インターン |
18:00 | 夕食 |
19:00 | 自習 (大体3~4時間) |
23:00 | お風呂・スマホタイム |
24:00 | 就寝 |
夕飯後に毎日プレゼンの準備や発音の練習などの予習復習を1時間ほどして、残った時間はTOEICをやったりTEDを使ってスピーキング練習したりしていました。
気分が乗らない日はマッサージに行ったり友人と話したりしていましたが、基本的には毎日3時間は自主学習の時間を作っていました。
土日は片方を終日遊んで、もう片方は半日勉強するようにしていました。
半年間でどれだけ英語力に変化があった?
半年間セブ留学をしてみて、実際に感じた英語力の変化をスキル別で紹介します。
リスニング力:TOEICスコア200点アップ
留学してみて一番成果を実感したのはリスニング力の変化でした。
1週間で耳が慣れてきて、2カ月たつ頃にはかなり聞き取れるようになりました。
もともとTOEICのスコアは650点だったのですが、スコアの内訳は次の通りでした。
リスニング: 320点 ⇒ 470点
リーディング: 330点 ⇒ 380点
合計: 650点 ⇒ 850点

リスニングの伸び幅がすごい!
ただリーディングはあまり伸びていないようだね。
渡航前はTOEICのリスニング問題を聞いていても半分くらいしか聞き取れず、特に長文のところは問題文を読んでいる間に次に行ってしまうことがほとんどでした。
しかし、半年間英語に触れ続けたこと、また、TOEICの問題を繰り返しやったことで150点アップさせることができました。
TOEIC教材は日本のものより韓国の方が新形式に対応している問題数が多く、価格も安いのでお勧めです。
スピーキング力:初対面の外国人と世間話できるレベル
もともと英語で話しかけられるとてんぱって何を話したらいいのか分からず、その場では笑うことしかできませんでした。(そして後から「こういえばよかった…」と自己嫌悪になっていました)
しかし、セブ留学を経験して、外国人と話すことへのハードルがかなり下がりました。
留学前はちゃんとした文法で話さないと恥ずかしい、間違えた単語を使ってしまって通じなかったら恥ずかしい、といった気持ちが大きく、英語を話したくありませんでした。
セブ留学をしてみて日本人以外の英語を聞いてそういった気持ちは薄れました。
文法はめちゃめちゃでも言いたいことを伝えるためには何か話さないと伝わらないんだと実感しました。
ちゃんとした英語を話さないといけない、と思うのではなく、とにかく話してみようと意識を変えることができたのが大きかったと思います。
留学後は以前ほど緊張しなくなりましたし、会話も初対面の外国人と世間話くらいはできるようになりました。
以前は言いたいことがあっても単語が分からなければ何も話せず固まってしまっていましたが、セブ留学後は他の単語に言い換えて話せるようになりました。
直訳すると難しいような日本語をかみ砕いて、簡単な単語を使って英語で話せるようになったのです。
今の英語力としては、海外旅行でトラブルに遭っても自分でクレームを入れられたり、交渉できるくらいには上達しました。
ただ、ビジネスで使えるようなきちんとした英語は身についておらず、日常会話で困らないレベルです。
また、スピーキング・リスニングは使わなければ本当にすぐにできなくなるので、帰国後もオンライン英会話などで英語を使う機会をキープしています。
ライティング力:書きたいことは書ける
セブ留学前はあまり英文を書く機会がなかったので比較しにくいのですが、セブ留学後は書きたいことが頭にあればあまり迷わずにかけるようになりました。
ただ、文法ミスなどはやはりありますし、正式な書類などのきちんとした文章を書くことはできません。
気軽にメッセージのやり取りくらいはできますが、ビジネスの場で使うようなきちんとした文章は書けないです。
仕事で英文を書くときは、細かい単語のニュアンスなども分からないところが多いので、その都度調べて書いています。
リーディング力:あまり伸びなかった
最後にリーディング力です。
正直に言うと、セブ留学をしてもリーディング力についてはあまり伸びませんでした。
TOEICのスコアも330点から380点と、微増でした。
ただ、リーディングに関しては中学校から大学入試までの6年間しっかりやってきたので、留学前からすでに一定の力がついていたので、留学では伸び悩んだのかなと思います。
やはり今まであまり勉強してこなかったスピーキング、リスニングの方が伸びが大きかったと思います。
まとめ
半年間セブ留学をしてみて一番伸びを実感したのはリスニング力・スピーキング力でした。
特にリスニング力ではTOEICのスコアが150点アップするという、目に見える形で成果を得ました。
セブ留学はマンツーマンレッスンが多く、一人当たりが話せる時間が長いので、スピーキングが苦手な日本人におすすめです。
フィリピン人の英語力や1対1で話すことに不安がある人は一度オンライン英会話の無料体験でフィリピン人と話してみてください。
フィリピン人は多くの人が陽気でとても話しやすいので人見知りする人でも安心です。

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